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〜朕は国家なり
〜飛んでもハップン歩いて十分
第24話「ヒトガタ」/ 第25話「闇」
〜さめざめと凍えた視線
〜メビウス的な着地
〜てんぷくトリオ
〜モンド・カッツォ
〜凶暴の声
〜山田君、出なくて良かったね/第八話 消えた黒バイ
〜ラリーズつながり/第十八話 黒バイ部隊VSハーレー軍団
今回は、メインゲストがクールスの歌謡ドラマ。80年の作品なので、クールスがクールス・ロカビリー・クラブの頃で、ピッピが抜けて、横山剣が入る直前のR&Bドップリ期、丁度メインプロデューサーが山下達郎の時期であるが、ドラマのロックバンドは、相変わらずガレージみたいな所で共同生活しているというお馴染の設定は21世紀になっても続けられている日本の伝統。
FBI捜査官の滝和也(矢吹二朗)の誤認捜査により犯罪者集団という濡れ衣を着せられたクールスは芸能界をホサれてしまい、それを知った滝は土下座で謝罪するが、やはりジェームズ藤木は滝を許せない。深夜、豪雨の中に立ち尽くす滝。
「あいつまだあんな所に立ってやがんぜ」
「えっどれどれ」(と窓に頭を縦に5つ並べて眺めるおそ松状態のクールス)
「あんな事やってても許しちゃおけねぇ」
「むしゃくしゃするぜ」
「こんな時はライブだぜ」
と10坪に満たないガレージでライブが始まり、演奏するメンバーと雨に打たれて深刻な滝和也のカットバックをたった一曲の演奏の間に繰り返すうちに空はすっかり明るく、雨も上がっているではないか。
クールスの演奏するナンバーが一曲、三時間にも四時間にも及ぶ、まるで裸のラリーズのようなグループであると仄めかしているのであろうか。そう言えばキャップ役の夏木陽介と言えば、パリ=ダカール・ラリーの第一人者であるのも偶然とは思えぬ、との筈も無く、気を取り直したクールスは、黒バイ部隊と共に遂に真犯人を逮捕の大団円、翌日の朝刊の見出しが「燃えるクールス、熱狂の青春」と熱いのか冷たいのか判りませんな。
1980年放映/テレビ朝日制作
〜映画そのものをラストで燃やしてしまう映画
〜イカへ変態する人類、如何にも
〜泉谷しげるは何を演じたのか
〜狂暴で静謐な魂
〜そよぎと。